日本で初登場したauのウォークマンケータイのW42Sは、その名に恥じない音楽にとことんこだわったスペックが魅力でした。
GBの本体メモリを搭載し、最大630曲の楽曲を保存可能です。
新開発の音楽専用チップにより、約30時間という長時間再生を実現できました。
ウォークマンケータイ単体で再生できる楽曲データの種類が多いのはかなり便利でした。
しかしディスプレイが小さいこと、FeliCaチップが搭載されていないこと、カメラ機能が物足りないことなど、音楽以外の部分での改善を求める声が多く、それが基本機能を見直すきっかけになりました。
W52Sを開発するにあたり、「長時間再生」「大容量メモリ」「高音質」という音楽の3要素を柱にするとともに、携帯電話としての基本機能を充実させることにも力を注ぎました。
W42Sのフィードバックを受け、W52Sでは液晶は2.7インチのワイドQVGA、カメラは2メガピクセルのAF付きへと進化しました。
FeliCaチップも搭載し、auの「Touch Message」などの新サービスにも対応できます。
もちろん音楽面でもさらに進化しました。
クリアオーディオテクノロジーの採用により、上質な音質を楽しむことができ、ソニー製の高音質なインナーイヤー型イヤホンがパッケージとして付属しています。
クリアステレオと言うステレオ感を高める機能も併せ持っています。
FMトランスミッター、を搭載し、au Music Player、EZ助手席ナビの音声をカーオーディオに飛ばすこともできる為、活躍の幅は非常に広くなったのではないでしょうか。
auブランドを開発した株式会社ジザイズ(ZYXYZ)によると、携帯電話を介し、様々な人やモノとの出会いが生まれ、その出会いを通じて全ての価値が集い合う世界の実現を「『会う』に始まり、『合う』に行き着く」という意味合いから「au」の2文字でシンプルに表現したといいます。一方でauによると、Access, Always, AmenityなどのAと、Unique, Universal, UserなどのUで構成されていると説明しています。また、「access to u(you)」という意味も込められています。 また、KDDIの合併が決まった時、携帯電話のブランドを決定するにあたり、商標登録が必要となると手続きが非常に煩雑な為に、開発から販売までに1年の期間を要する携帯電話への搭載に間に合わない事、ドコモに対抗するブランドを早期に育成する必要があった事などから、商標登録の不要なアルファベット2文字にする事が決定した、という背景があります。
第三世代携帯電話 (3G) に分類されるCDMA 1X WINシリーズとCDMA 1Xシリーズは2007年現在、auの主力シリーズです。
CDMA 1X WIN端末の型番はWで始まる(CDMA 1X EV-DO Rev.A対応端末を含む)ため、Wシリーズとも呼ばれています。約款上はau ICカードに対応しない音声型端末が「第3種auデュアル」、au ICカードに対応する音声型端末が「UIMサービス」、カード型端末が「第3種auパケット」契約です。
CDMA 1X端末の型番はAで始まるため、Aシリーズとも呼ばれます。約款上は「第2種auデュアル」契約です。
型番ルールは基本的にcdmaOne末期から引き継いだもので、Aの後には4桁の数字が並び、最後には各メーカー毎に割り振られた1、2文字の略称が付きます。